間違えると笑われる-赶鸭子上架中国で生活・仕事

ポケットフジ / 2020-09-11 / Hit数:

赶鸭子上架[gǎn yā zi shàng jià]


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三顧の礼の話はご存じていると思うが、一部後世が付け加えたと思われる細かいとこがあって、それは今回のことわざと直接につながっているから、まずはそれを見てみよう。

 

劉備の三回目の訪問で、諸葛孔明はちょうど昼寝をしていた。呼び覚ますか否か、彷徨っている劉備は孔明家の牧童がアヒルの群れを追いやってるとこを見かけた。疑問に思ってる劉備からの問いかけに対して、牧童は意味深い一言を残しました。

 

劉備:「你好,你在忙什么呢?能否麻烦你和诸葛先生传达一声,就说刘备前来拜访。」

牧童:「没那个空,我正在赶鸭子上架呢」

 

それを聞いた劉備は、無理強いをしても孔明を確保するのは極めて困難、ここは気長に待ちましょう、と悟って、静かに孔明の寝室の外で待つことにした。

 

「赶鸭子上架」、言葉通りアヒルを追いやって止まり木まで行かせること。しかし鶏と違ってアヒルの習性だと、止まり木で休むのは本能で嫌がってるから、その行為はアヒルを強制しているだけ、いい結果にはならない。

 

そこから転じて、人に難儀なことを強いる、或いは無理難題を押し付けるなど、無理強いをする場合に使うことわざ。日本語ではサルの水練、魚の木登りと似ています。貶し言葉で、決していいことにはならないからやめたほうがいい、という意思を相手に伝えるシチュエーションで利用されるのが多い。その同義語は「强人所难」、例文を見てみましょう。

 

A:下周公司组织去国外旅游,就由你来负责组织一下吧。

B:「最近手头上的工作都做不完,哪有空去安排活动啊,老板你这是赶鸭子上架

 

-A:「会社は来週、海外旅行を決めたから、あなたは責任者として手配を任せよう。

-B:「そうはないです、ボス。手元の仕事はぜんぜん進んでないし、それをやる暇はとてもじゃないけどないですよ。無理やりやらせるのはほんとうに困ります。

 

A:「他爸让他儿子从小就要学习画画,书法,音乐,小孩子一点玩的时间都没有,很可怜。

B:「小孩子学东西要看他的兴趣所在,这种赶鸭子上架的方法是不会有好结果的。

 

-A:「彼は小学校に入る前から、お父さんに絵描きや、書道、音楽などいろんな勉強をやらされた。遊ぶ時間がぜんぜんないってのはかわいそう

-B:「その点において、親は子供が興味を持つ分野を見出し、それを開拓すべきだと私はそう思う。無理強いをするのは往々にしてよからぬ結果を招きかねない。

 

「虽然发生了水灾,但学校也不应该强迫每个学生都去捐款,有的人自己家里也很穷,不要强人所难。

 

ところどころは水害が発生したとはいえ、学校の一存ですべての学生が寄付をしろという命令はどうかと思う。貧乏な家庭もあるし、無理強いをするのはやめたほうがいい。

 

ご理解いただけたでしょうか。それでは、また会いましょう。 


    我们的征途是星辰大海。以梦为马,不负韶华。




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